top of page

令和7年9月の漁業アカデミー

  • 2025年10月1日
  • 読了時間: 5分

9月に入っても変わらず暑い日が継続していますが、順調に研修が実施できています。



〇進路選択オリエンテーションin和田島(9/1~2)


場所:小松島市和田島町

内容:和田島漁協 瀬戸内海機船船びき網(バッチ網)、カキ養殖実習

参加研修生:一般コース2名、専攻コース2名


 9月1日(月)から2日(火)に和田島漁協所属漁業者の指導の下、瀬戸内海機船船びき網(通称:バッチ網)及びカキ養殖実習を行い、研修生4名が参加しました。


〇 9月1日(月) 研修1日目

  瀬戸内海機船舩びき網(バッチ網)実習 5:00 ~ 15:00

  講師:バッチ網漁 漁業者2名

     和田島漁協女性部長ほかチリメン加工場関係者


 研修1日目は、バッチ網研修を行うため、5時半にバッチ網漁船が停泊する港に集合しました。

 今回、研修生は2名ずつに分かれ、それぞれが各漁船へと乗船することとなりました。研修生は出港10分前に各漁船に乗り組み、6時に出船。和田島のバッチ網は全船が一斉に決められた時間に港を出るため壮観な出漁風景でした。乗船した漁船は那賀川沖を目指し南に漁船を向け航行し、約40分後、魚群がちらほら魚探に写りだし、6:40頃に網入れし、曳網を開始。魚群があまりまとまって無いようで、1時間程度曳網し、7:40頃1回目の網揚げを行いました。研修生は運搬船へ移動し、水揚げ作業を見学しました。水揚げ作業が終了後、運搬船はすぐさま加工場へ向けて出発し、8:00頃に加工場の荷揚げ場に到着しました。加工場にて、別漁船に乗船していた2名の研修生と合流し、和田島漁協女性部の部長から加工場の説明等をしていただきました。加工場では水揚げしたチリメンの試食もさせていただき、研修生は、初めて経験する内容で、良い経験になったと思われます。最後に加工場職員の方々に挨拶の後、バッチ網研修は終了となりました。






バッチ網漁船団










網入れ見学

網入れの指示が出た瞬間、乗組員の方々が素早く作業を開始しました









網揚げ見学

網船がジャッカーに接近し、水揚げ作業が

行われます









一回目の曳網で3箱漁獲

比較的少ない量とのこと











氷を入れて鮮度を保ちます











加工場見学

水揚げされたシラスを水槽に入れ、慣れた手つきで混ざり物を除去していました









釜揚げ前にシラスを洗浄中











釜揚げし、乾燥直後のシラス











機械乾燥後は天日干し








〇 9月2日(火) 研修2日目

  カキ養殖見学(陸上)    8:30~10:30

  オリエンテーション  10:30~12:00

  講師

   カキ養殖:カキ部会員の方々

   オリエンテーション:和田島漁協組合長、南部総合県民局水産担当課長補佐

 

 和田島では、令和5年度から底びき網漁業者10名が主体となってカキ部会を結成、試験養殖からスタートし、令和5年9月1日から区画漁業権を免許され、現在は漁業権区域内で養殖を実施しています。また、カキ部会関係者に加え、株式会社うみの関連会社の「株式会社かきの」が参画、「岬オイスター合同会社」を組織し運営しています。この日は火曜日で底びき網漁が休漁で、関係者が早朝からカキ養殖関係の作業中とのことで、見学させていただきました。

 バッチ網船荷さばき所近くの倉庫で作業を行っており、カキ部会に所属する漁業士に作業の説明をしていただきました。養殖方法や養殖に使用するカゴなどの説明を受けた後、カゴについたフジツボ等の除去作業の説明を受けました。また、基金が実施主体の「浜のチャレンジ支援事業」を活用して導入した回転式カキ稚貝選別機が使われており、効率化・規模拡大が順調に進んでいるとのことでした。

次に漁協事務所裏側の作業場(漁具倉庫スペースを活用)でカキの洗浄及び重さによる選別作業を行っており、作業を行っていたカキ部会に所属する漁業士に説明いただきました。カキ殻に付着したフジツボ等を高圧洗浄機で除去した後、重量選別機で選別を行っていました。この重量選別機は「浜のチャレンジ支援事業」にて導入しており、選別の正確性が上がり、非常に効率化しているとのことでした。

 次に南部総合県民局水産担当課長補佐の案内の下、海上自衛隊小松島航空基地付近の海面に設置されている養殖現場を陸から見学し、和田島でのカキ養殖についての説明を受けました。

 その後、漁協事務所2階において、和田島漁協組合長及び南部総合県民局水産担当課長補佐より、和田島地区での漁業に関するオリエンテーションを行いました。オリエンテーションには、今回参加の4名以外に現在、和田島で就業に向けて研修を行っている3名の研修生も参加しました。組合長及び県民局課長補佐から資料に基づき和田島漁協の概要や地区で行われている漁業概要についての説明を受けるとともに、チリメンやエビ類のもの知り図鑑を使い、追加説明を行っていただきました。研修生は、和田島漁協の規模が大きいこと、漁業者が協力して新しいことに挑戦している姿に感心していました。

 最後に漁協事務所にお伺いし、今治組合長に研修生全員から研修報告を行い無事和田島漁協での研修は終了となりました。

 この場をお借りし、組合長、参事をはじめ、研修でお世話になった漁業者ほか漁協関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。





カキ部会の漁業士からカキ養殖の説明を

受ける研修生










回転式カキ稚貝選別機

規格外のカキ稚貝は下へ落ちる仕組み










農業用の野菜洗浄機で

カキ殻を洗浄中










重量選別機で選別を行う

乗せたら自動で振り分けてくれるため、

非常に効率的になったとのこと










和田島漁協の組合長から

和田島の漁業の概要について、

説明を受けました









県民局水産担当より和田島のバッチ網漁や

今回体験できなかった底曳網漁について、

追加の説明を受けました



 
 
 

コメント


公益財団法人 徳島県漁業振興基金
(とくしま漁業アカデミー)

〒770-0873 徳島県徳島市東沖洲2丁目13(徳島県水産会館)

TEL:088-636-0526  

FAX:088-636-0527

E-mail facad2@stannet.ne.jp

https://www.tokusuishinkoukikin.or.jp

©kouekizaidanhoujin Tokushimakenngyogyousinnkoukikin

bottom of page