令和8年6月の漁業アカデミー
- 7月1日
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6月頭接近してきた台風6号によって研修スケジュールがズレるなどの影響が出ましたが、研修生は実地研修に励んでおります。
〇進路選択オリエンテーションin伊座利(6/9~12)
場所:海部郡美波町伊座利
内容:伊座利漁協 大型定置網(大敷網)実習
参加研修生:一般コース3名
6月9日(火)から12日(金)まで伊座利漁業協同組合及び大敷水産有限会社関係者の指導の下、大型定置網(大敷網)実習に研修生3名が参加しました。
火曜日は伊座利大敷網の休漁日であったため、初日は伊座利漁協の職員や大敷水産有限会社社長による、伊座利地区や大敷網についてのオリエンテーションを実施していただいた。
研修期間中天候は良く、大敷網は4日から6日の3日間操業し、3日とも乗船研修を行うことが出来ました。伊座利地区の大敷網は港から10分程度で到着する場所に設置されています。伊座利の大敷水産有限会社にはアカデミー9期の卒業生が1名就業しており、鋭意作業に取り組んでおりました。研修中の漁獲のメインは延縄の活餌用の豆アジやイワシ類で、丁寧に伊座利漁港内の生け簀に収容していました。研修生も見学したり生簀への投入を体験させていただき、単に漁獲するだけでなく、様々な漁業とも関係していることを学びました。また、研修生は大敷網の操業が終わった後、陸揚げしている予備の網の修繕作業を社員の方々に教えていただきながら体験しました。
今年の研修は実施日全て天気が良く、充実した研修となりました。この場をお借りし、組合長をはじめとする伊座利漁業協同組合関係者の皆様、4日間早朝からご指導いただいた大敷水産有限会社社長ほか社員の皆様に心より厚くお礼申し上げます。

伊座利漁協及び大敷水産有限会社の関係者によるオリエンテーション

大敷網の漁獲風景
鞆浦漁協の大敷網よりかは小規模ですが網揚げには相当の力が必要です。
延縄の活餌用に活きのいい小アジや小サバは網で丁寧に掬い上げます。

大敷網の漁獲風景
延縄の活餌用に活きのいい小アジや小サバは網で丁寧に掬い上げます。

漁獲物の選別風景
水揚げされた漁獲物は関係者総出で台の上で選別します。

網作業風景
大敷水産有限会社の社員さんに教えてもらいつつ、破れた箇所を修繕していきます。
左:大敷水産有限会社の社員さん
右:アカデミー研修生
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〇進路選択オリエンテーションin椿泊(6/15~19)
場所:阿南市椿泊町
内容:椿泊漁協 延縄、アカデミー卒業生等との意見交換会
参加研修生:一般コース3名
専攻コース1名
6月15日(月)から19日(金)まで、研修生4名が参加し、椿泊漁協所属漁業者(アカデミー非常勤講師ほか)の指導の下でオリエンテーション、ハモ延縄漁業実習を行いました。今回は現場での漁業実習のほか、昨年度に引き続き漁業アカデミー卒業生ほか若手漁業者との意見交換会も実施しました。
概要は次のとおりです。
6月15日(月)
漁協事務所2階において、椿泊漁協の延縄部会会長から、資料に基づき椿泊漁協の概要、延縄部会の説明、行われている漁業種類、主に水揚げされる魚種等のほか、今回の現地実習全般の注意点について説明いただきました。
6月16日(火)~17日(水)
研修2・3日目は、研修生4名が3隻に分かれ、ハモ延縄漁の実習を行いました。引率の事務局担当も漁船に乗り組み取材させていただきました。
乗船した3隻は餌の活アジを漁船に積み込むため、それぞれ14時頃出船し、各自の小割で活アジを積み込み、尾切り作業を行った後、紀伊水道内の各漁場で漁を実施しました。漁場は出漁船や班の順番により無線で場所決めを行い、日が暮れてきた18時頃から縄入れが開始となりました。事務局担当が乗船した漁船は20時過ぎから縄揚げを行い、ほぼ外道なく多数のハモを釣り上げ、23時過ぎに帰港、翌1時に水槽搬入を終え、3時の選別開始まで一旦解散となりました(研修生2名が乗船した漁船も各々帰港)。3時に再度集合し、漁業者と組合職員が協力し、素早くサイズ選別、計量、伝票記入を実施していきました。その間、研修生も延縄漁師や漁協職員の方々の指導の下、選別・出荷作業を体験させていただきました。5時頃、ハモ縄での水揚げ・選別・計量作業が終了しました。
研修生は水揚げまでの一連の作業を全て体験することが出来ました。

活餌の小アジの下準備方法を教わる研修生

小アジの下準備を経験させていただきました

縄入れ開始
今回乗せていただいたのはアカデミー2期生の漁船でした
手際よく縄を海中に投入していました

縄揚げ開始
次々にハモを釣り上げていました

ハモの水揚げ作業①
研修生も船の生け簀に入ったハモを荷捌き所の水槽へ運ぶ作業を経験させていただきました

ハモの水揚げ作業②
組合職員、ハモ延縄漁師総出で水槽から荷捌き所内に搬入します
新荷捌き所になり、衛生管理が徹底されていました
6月18日(木)
研修4日目は、アマダイ延縄漁の実習を行いました。
朝3時30分に港に集合し、出港。伊島周辺のポイントまで移動し、4時30分ごろに縄入れ、5時30分から網揚げを開始しました。この日は風と波が強く時化たため、縄入れ等の操業自体、思うようにいかず、釣果も芳しくありませんでした。
研修生にとっても時化の海での操業の危険性や難しさを痛感する研修となりました

3時30分に出港
漁港内でも風が強く吹いていた
6月20日(金)
研修最終日の午後は、昨年に引き続き、参加研修生とアカデミー卒業生2名、若手延縄漁師1名、講師及び延縄部会会長との意見交換会を実施していただき、ざっくばらんに意見交換が行われました。講師及び若手漁業者から、漁業技術、独立に当たっての漁船・住居確保・資金面の苦労話のほか、7期生のリアルな漁船リースのリース料に関する話をしていただきました。昨年に引き続き研修生から、意見交換会はとてもためになったとの意見が聞かれました。

講師やアカデミー卒業生などからとてもためになる話をしていただきました。
今回の研修は充実した研修となりました。この場をお借りし、組合長をはじめとする椿泊漁業協同組合関係者の皆様、5日間ご指導いただいたアカデミー非常勤講師及び延縄部会会長、個別指導いただいた漁業者の皆様に心より厚くお礼申し上げます。



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